■株価急落には歯止め
暴落していた現代自関連銘柄の株価は、2日連続で反発し、下落にはいったん歯止めがかかった。現代自、起亜自、現代モービスの株価は5日に4-7%下落したが、6日に1-4%、7日にも2%台の反発を見せた。
今回の事態が一時的なものにとどまるか、ブランドイメージが大きな打撃を受けるかはまだ判断が難しい。現代自は今年初め、JDパワーが発表したブランド別の再購入率で1位となるなど、最近ブランド価値が向上していただけに、顧客が失望するのではないかとの見方もある。
カナダ紙グローブ・アンド・メールが7日、「現代・起亜自、信頼性の危機」と題する記事を掲載し「現代・起亜自がブランドへの評判を築き上げるには長い歳月を要したが、イメージは一夜にして傷つく。今回の事態は顧客の忠誠度に影響を与えることもあり得る」と報じた。
格付け会社のムーディーズも現代自の燃費問題が信用度にマイナスの影響を与えると指摘した上で「ブランド認知度への打撃で追加的なコストが発生する。来年のシェアは今年をやや下回るのではないか」と予想した。
一方、米国の中古車査定業者は、今回の事態が現代・起亜自の中古車価格に大きな影響は与えないと予想した。ALG社は「現代・起亜自の車両の残存価値に与える影響は限定的で、アバンテの場合は残存価値が全く影響を受けない」と判断している。