米大統領選と同時に実施された連邦上下院、各州議会の選挙に出馬した韓国系の候補は明暗が分かれた。
連邦下院では、カリフォルニア州アーバイン市長を務めるカン・ソクヒ氏(民主党)が出馬したが落選した。共和党の地盤とされるカリフォルニア州で出馬したカン氏は、40%前後の得票率にとどまり、現職のキャンベル氏(共和党)に敗れた。
カン氏の下院選出馬で空席となったアーバイン市長には、同じく韓国系で同市議を務めるチェ・ソクホ氏(共和党)が当選した。ニューヨーク州上院選に出馬したキム・ジョンドン氏(共和党)は現職の民主党議員に敗れた。ジョージア州下院選では、パク・ミョンジン氏(共和党)が開票開始と同時に当選確実となる強さで再選を果たした。
ニューヨーク州下院選では、元ニューヨーク州知事クイーンズ地域担当官のロン・キム氏(民主党)が76%の得票率で当選。CBSテレビのキャスター出身でペンシルベニア州ハリスバーグ市議のパティ・キム氏も同州下院で当選した。