トップページ社会ニュース一覧カンボジア投資詐欺 現地案内も
ニュース詳細

カンボジア投資詐欺 現地案内も
11月7日 18時21分

カンボジア投資詐欺 現地案内も
K10033239711_1211072009_1211072046.mp4

カンボジアの農園事業などへの架空の投資話をもちかけて、出資者から金をだまし取ったとして、東京の元会社社長らが逮捕された事件で、元社長らは出資者を現地の農園などに案内し、会社が所有しているとうその説明をしていたことが、捜査関係者への取材で分かり、警視庁は、事業が順調であるかのように装っていたとみて調べています。

東京・千代田区にあった衣料品などの輸出入会社「オネスティジャパンインセプション」元社長の中村修作容疑者(49)と元専務の長友修一容疑者(46)ら10人は、カンボジアの農園事業などへの架空の投資話をもちかけて、去年、4人から合わせておよそ3700万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
中村元社長らは、去年3月に出資者70人余りをカンボジアに招待しましたが、現地のコーヒー農園に案内し、「会社が所有している」などとうその説明をしていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
また、現地の他人の土地に、ホテルの建設予定地と書かれた看板を勝手に掲げたり、会社の名前のシールを観光バスに無断で貼ったりして、観光事業への進出も装っていたということです。
警視庁は、事業が順調であるかのように装うことで出資者を信用させようとしていたとみて調べています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ