大相撲の峰崎部屋(師匠=元幕内三杉磯)は8日、プロ野球で戦力外通告を受けた選手が対象の12球団合同トライアウト(入団テスト)の参加者に、相撲界入門を募る資料を配ると発表した。新弟子減少に悩む角界の異例の勧誘策で、9日にKスタ宮城、21日に千葉県鎌ケ谷市で配布する。
野球が好きな同部屋の行司、木村堅治郎さんのアイデアで、日本野球機構(NPB)も協力している。
相撲界に入るには、23歳未満の年齢制限がある。峰崎親方は「まずは1人でも2人でも連絡をくれたらいい。野球が駄目なら、同じプロとして相撲で食っていくという気構えのある人に期待したい」とコメントした。