【動画】日韓海保の合同訓練=大浦三郎撮影 |
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【原口晋也】第7管区海上保安本部(北九州市)と韓国の南海地方海洋警察庁(釜山市)が8日、山口県下関市沖の響灘で合同捜索救助訓練をした。
博多港から釜山港に向けて航行していた高速船が海洋生物と衝突し、出火したという想定。高速船に模した巡視艇から「海中に転落した人」を双方のヘリがつり上げた。2隻が協力して放水した。
竹島問題を巡る日韓関係の悪化について、両機関のトップは「人命救助の協力態勢の面では障害にならない」と緊密ぶりをアピールした。合同訓練は今回が8回目。同じような韓国との合同訓練は、竹島を抱える8管(京都府舞鶴市)も実施している。