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未公開株詐欺事件巡り暴力団幹部逮捕
11月7日 2時1分

韓国の人気ドラマのイベントを開いていた芸能プロダクションの社長らが上場する予定のない未公開株を売りつけたとして逮捕された事件で、だまし取った金の一部を受け取っていたとして新たに暴力団幹部の男が逮捕されました。
警視庁は少なくともおよそ1億円が暴力団側に流れていた疑いがあるとみて調べています。

逮捕されたのは、指定暴力団住吉会系の暴力団組長、川鈴木博文容疑者(48)です。
この事件は、東京・中央区の芸能プロダクション「サムファエンターテインメント」の社長の男らが上場する予定がないのに「韓国の人気ドラマのイベントなどを手がけていて必ず上場する」と偽って自社の未公開株を売りつけた詐欺などの疑いで逮捕されたものです。
警視庁はこの会社が平成18年以降に全国のおよそ460人から合わせて10億円余りをだまし取り、その一部が暴力団側に流れていたとみて捜査してきました。
その結果、川鈴木容疑者が3年前にだましとった金のうち数十万円を受け取っていた疑いが強まったとして、6日夜、組織犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕しました。
警視庁は少なくともおよそ1億円が川鈴木容疑者に渡り、暴力団の資金減になっていた疑いがあるとみて調べています。

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