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ブログ人登録 2011年01月28日

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2012/11/07

さよなら、、『のりにぃ』

(つづき)


2011年も秋になり、ちょっとした事件が起きます。


その頃私は、13mの巨人メイドアバターでいろいろなSIMを歩いていましたが、LOVEHO SIMを歩いているときに偶然、昔のコンテスト仲間に会いました。
巨大なメイド姿は目立って広告塔代わりになる!ということで、彼女が仕切っていたメイドカフェにスカウトされ、お手伝いをすることになりました。


周りの人が、巨人メイドアバターにどの様な反応をするか興味があり始めましたが、途中から『N』との家を作りだしてからは、出費も少しずつ出ていくようになったので、私としてはかなりまじめに働きました。


しばらくして、副店長、そして店長を任されるようになりました。
『N』もよく、私の職場に遊びにきてくれていました。
相変わらず、そんな公の場所でも、きまって私のことを褒めてくれます。


そんな時、数日『N』が店に近寄らなくなった時期がありました。
私が呼ぶと「Keiさん、居ない?」と確認するようになりました。
Keiさんとは、店のオーナーの事です。


しばらくして、私がKeiさんに呼ばれました。
『N』についてなにか、聞いていないかというのです。
このままだと、『N』を出入り禁止(BAN)にするというのです。
店では、『N』は私の彼だと周知されていましたので、オーナーは私に確認してきたのです。
私は、なにかの間違いだと思いました。
グループの他店の女の子とトラブルがあったというのです。


私が、『N』にその事を問いただすと、テレポートで呼ばれたので行ってみた事はあるけど、何もなかった。。と言います。
オーナーは、彼が嘘をついていると決め付けていました。
以前、『M』との事があったので、私も半信半疑ではあったのですが、店長として私が責任をもつということで、その場は許してもらいました。
当の女の子は別の店舗でしたので、徐々に『N』は私の店にも顔を出すように戻ってきました。


『N』は私を会員制の有料ヌーディストビーチに連れて行き、私の分までお金をはらってくれました。
私をそういった対象で見ているのなら、それでもいいなと思ってました。
他の女の人のところに、行かれるよりはずっとましです。アバターですから、容姿はどうにでもなります。
彼に首輪を付けて、私が鞭をふるうという、SMごっこもやりました。それは、どちらかというと、私の趣味ですが、、。^^
でも、彼はいつも私に合わせてくれていました。


10月か11月くらいでしたか、、もうひとつ事件がおきます。


Nippori SIMにあった知り合いのcafeが閉店してしまいました。
正式名称はちょっと忘れてしまいましたが、『ルパン帝国』と言えば有名なカフェです。
原因は、店舗敷地を維持できなくなったということでした。


わたしは、『N』に『ルパン帝国』をN&M Homeの敷地内に誘致することを提案しました。
『N』は、地上部分はメイリンの好きにしていいよ。と言ってくれました。
こうして、『ルパン帝国』が巨人の家の前の森にできあがりました。


『ルパン帝国』にバイトとして働いていたのが『Ka』という女性です。
実は、彼女はSLに入ってきた2日目にarare cafeで会った人でした。
フリーでもらえる服の店や、ラッキーボードの使い方を教えたり、LS$を持っていなかった彼女に、ほんの少しでしたがおこづかいをあげたりしました。
彼女は、『ルパン帝国』のビデオをネットで見てSLを始め、すぐにその場所をみつけてバイトとして入っていきました。
私と彼女はすぐにフレンド登録もしていたので、帝国がNippori SIMにあったころから、私も『ルパン帝国』に遊びに行ったりしていました。


彼女も、私と同じようにSLの家が無いということでした。
私は、巨人の家の空いているところを使えばいいと、提案しました。
巨大な家屋ですから、屋根裏のスペースでも相当の広さがあります。
私と同じで、創作にはなれていないということで、『N』に手伝ってあげてとお願いしました。
屋根裏に、大きなお風呂や、こたつなどの日本家屋風の生活スペースができていきました。


年末近くになって、実家にいる私のRLの父親が目の手術をすることになり、なかなかSLにかまけている事も出来ない時期がありました。
また、巨人の家のあったメインランドのmikon SIMはお隣の影響からか、非常に重く、私のビュワーの所為かも知れませんが長く入れない事が多くなりました。
当時『N』とはお互いにMAP上で位置がわかるように設定していました。
時々、インできたときは、屋根裏で『Ka』と二人だけでいるのを見かけました。
声を掛けても反応がなかったので、寝おちかな、、、と思った事もあります。


ある日、二人の位置がわからないときがありました。
探してみると、敷地の遥か上空に新しい小さな家ができていました。
そこに、『Ka』の持ち物もおいてありました。
(屋根裏じゃあんまりだものね、、、。)
今思うとバカみたいですが、正直私は、そこまで『N』を信頼していました。
過去『M』の時も、私に戻ってきてくれたし、お店での事件もちゃんとサポートしていたという自負がありました。
また、たまにインできるときは、『N』がIMメッセージをくれて、『ルパン帝国』の撮影をやるからおいで、、とか、新しいアバター作ったよ、、と、見せに来てくれてたのです。
ただ、私は、両親の事もあったので、あまりSLべったりには当時なれていませんでした。


それでも、2011年末のクリスマスには、時間をとって、『N』はずっと一緒にいてくれました。
ふたりで、巨人の家の庭に置く、巨大なクリスマスツリーを買いにいきました。
また、お店に置くダンスボールをお店で二人で試用してから買い揃えたり、お店用のクリスマスツリーも一緒に選びました。
その後、着飾って、知り合いのダンスパーティーに行ったり、年賀状にする写真を撮ったり、年明けにはフォトコンテストに出そうということで、私のヌード写真を撮影しに二人でロケにいったりしました。


私はもう完全に『Ka』の存在を忘れていました。
今思えば、年末年始で『Ka』がインできなかったので、私はその代打にされてしまったのかもしれません。


1月末になって、『N』が巨人アバターの私の足元にやってきて、
『Ka』と付き合う。もう決めた。過去はふりかえらないから。
という内容を言ってきました。


この時、私は両親の心配もあったので、完全に油断していました。
一瞬、何が起きたのかわかりませんでした。
数日前まで、甘い言葉でささやいてくれていた相手の言葉とは思えませんでした。
事前の相談も無しです。喧嘩したわけでもありません。
またか、、、とも思いました。
RLとSLのいろんな、心配や、不安が頭の中を駆け巡りました。


『N』とのフレンドシップは切られていませんでしたが、ビュワーのマップから『N』の居場所が消されました。
マップを通じて、目の前にメイさんが出現するとうれしい。、、と言っていた『N』が私を捨てた瞬間です。


私は、この時、今までに無く血が熱くなるのを感じました。
多分、発狂したんだと思います。


やけになった私は自分の手で、自分の家の家具などを、自分で撤去し始めました。


私の家は、みるみる廃墟となっていきました。
同時に、この半年近い私の労力が無となりました。

これからの夢も消えていきました。

涙が溢れてきました。
そこに、自分の墓標を立てるつもりになっていました。
その地面に巨人のアバターを埋めるつもりでした。


でも、、、どうしても、納得できませんでした。

なぜ、私が泣き寝入りしないといけないの?

私が何をしたの?


その時、まだ私は『Ka』とは友達であると思ってました。
『Ka』は私と『N』が付き合っているのを知っていたはずでした。


『Ka』に連絡をいれました。


『Ka』は、『N』が私とちゃんと話をして別れたと言ったので、受けたと言いました。


『N』か『Ka』のどちらかが、嘘を言っていないと成り立たない話でした。


少なくともわかったことは、『N』は『Ka』のOKをもらってから、私に一方的な別れを告げていたということでした。
以前の『M』の時は、『N』は私と別れてから『M』にアタックしていました。少なくとも『N』はその時はでした。


今回は、完全な嘘つきのナンパ男の『N』しか存在しませんでした。


私は、友達の『Ka』と会ってちゃんと話をしたいと思い、『N』の別荘に呼び出しました。
そこを選んだのは、わざと『N』に居場所がわかるようにする狙いでした。
私は、『N』と違ってコソコソしたりしないという、意思を示そうとしました。
『Ka』はやってきました。


(つづく)

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