カンボジアでの事業投資をうたい、投資金をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁生活経済課は7日、詐欺容疑で、農場開発会社「オネスティジャパンインセプション」(東京都千代田区)の元社長の男(49)ら10人を同日中に逮捕する方針を固めた。
同社は、投資家から少なくとも総額約10億円を集めた疑いがあるといい、同課は資金の流れを解明する。
捜査関係者によると、元社長らは2011年ごろ、実際には事業実態がないのに、「カンボジアの事業などに投資すれば高い配当が得られる」などと偽り、投資家から数千万円をだまし取った疑いが持たれている。
[時事通信社]