ソフトバンクの関連会社が「近々上場する」と偽り、投資家の男性から5000万円をだまし取ったとして、東京・中央区のコンピューター関連会社の社長ら2人が逮捕されました。
「シージーアイ」の社長・東保孝容疑者(55)ら2人は2007年、ソフトバンクの関連会社「サイバートラスト」が「東証マザーズに上場する」などと嘘を言い、世田谷の64歳の男性から未公開株の代金として額面5000万円の小切手をだまし取った疑いが持たれています。2人は同様の手口で13億円余りを集めていたとみられます。東容疑者は、2005年までサイバートラストの前身の会社の社長で、取り調べに対し、「だましたつもりはない」と容疑を否認しています。