第1回はこちらをご覧ください。
婚活を頑張る日本の女性は、先進国ではかなり特異
安藤: 白河さんが『婚活時代』に書かれたように、親世代のような「お付き合いをして、それから結婚に至る」という昔ながらの順番を変えていかないと、結婚が難しくなるわけですね。たとえば今だったら、最初に同棲し、親からのプレッシャーで入籍し、そこから親に挨拶して、次に出産、最後に挙式、みたいな順番もありますよね。
白河: ええ、順番はすごくバラバラになっています。おっしゃるように、今は結婚前に一緒に住むケースがすごく多いんです。入籍はどんどん後になって。
安藤: 結婚よりも前に妊娠したりとか。
白河: 前に何かのバラエティ番組で見たんですけど、明石家さんまさんが、高校生くらいの女の子たちから「子供ができて、それから結婚したい」と言われて驚いていました。さんまさんが「結婚して、それから子供ができるんやろ」と言っても、彼女たちは「いや、子供ができて、それから結婚する」と順番を変えない。もう郊外の方では、すでに「できちゃった婚」が文化になっている地域もあると思います。
安藤: デキ婚文化(笑)。
- 白河桃子×安藤美冬 【第2回】 「すべてを捨てて魅力的な男性と結婚したい」というのは、女性が抱く最後のファンタジーです (2012.11.04)
- 白河桃子×安藤美冬 【第1回】 恋愛文化のない国で、婚活することに意味はあるのか (2012.10.28)
- 栗城史多×安藤美冬 【第3回】 「僕は普通のお兄ちゃん。でも、いつか自分の登山を世界的なお祭りにしたい」 (2012.09.09)
- 栗城史多×安藤美冬 【第2回】 「苦しいエベレスト挑戦もみんなで楽しみたい」 すべてをリアルタイムで伝える登山家が目指す夢 (2012.09.02)
- 栗城史多×安藤美冬 【第1回】 「ぼくはニート出身ですから」ソーシャルメディアで情報発信を続ける登山家はどうやって人の心を動かすのか (2012.08.26)
- 白河桃子×安藤美冬 【第1回】 恋愛文化のない国で、婚活することに意味はあるのか (2012.10.28)
- 猪子寿之×安藤美冬 【第2回】 サンフランシスコで出会ったゲイカルチャーの衝撃 (2012.08.12)
- 猪子寿之×安藤美冬 【第3回】 日本再生の鍵は、個人の自由を尊重する合理的かつ寛容な社会になること (2012.08.19)
- 栗城史多×安藤美冬 【第1回】 「ぼくはニート出身ですから」ソーシャルメディアで情報発信を続ける登山家はどうやって人の心を動かすのか (2012.08.26)
- 猪子寿之×安藤美冬 【第1回】 ランドセルで高校に通った伝説を持つ「異色の天才」猪子寿之はどうやってつくられたのか (2012.07.15)
-
-
-
-
-
ITトレンド・セレクトアマゾン製品を売らない街の書店や量販店 (2012.11.08)