ごあいさつ

ひとつひとつの夢を果たして、半世紀。感謝の心を次の夢に託して。

平成24年10月8日で創業50周年。この記念すべき50年という節目の年を迎えることができましたのも、ひとえにお取引先ならびに地域社会のみなさまからの厚いご支援の賜物と衷心より御礼申し上げます。

振り返れば、修行地の京都から、広島に根を下ろして、半世紀という長い年月が経過しました。この間に企業を取り巻く環境は、インフレ経済からデフレ経済へと転換し、国内人口も縮小するなどの激変に見舞われました。昭和37年に個人創業し、昭和40年に法人設立、そして平成2年の上場と、多くのみなさまに支えられ、このように事業を存続できているのは、非常な幸運であったと感じ入っております。

創業以来一貫しての、私の経営面での精神的バックボーンは、社是に掲げる「共存共栄」であり、経営訓である「夢を興し、夢を追いかけ、夢を果たす」でございます。

当社のこれまでの50年の歴史は、年表に刻まれたひとつひとつの出来事の積み重ね、そしてこのようなたくさんの夢の実現に支えられているものでございます。
今後ともなお一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

取締役会長 足利政春

50周年を礎に、100年に向けて大きな飛躍へ。

創業50周年を迎えるにあたり、お取引先ならびに地域社会のみなさまに厚く御礼申し上げます。

これまでの50年を振り返り、そして、これからの50年をも見据えていくことが、企業として大切であるとの認識に立ち、当社は、そのサブゴールとして2021年3月期を着地点とする長期ビジョン「あじかんV20」を策定いたしました。

また、これをさらに細分化した第9次中期経営計画(2013年3月期~2015年3月期)も既にスタートさせております。「あじかんV20」では、独創的な技術力で差別化できる食品を創造するメーカーとして、その地位を確立すると共に、数値目標として、経常利益率4%以上、年商500億円を掲げております。

これまでのみなさまへの感謝の気持ちを原動力に、「あじかんで良かったなぁ」とのご評価をいただけるよう、従業員一同、心を一つにして取り組んでまいる所存にあります。
これからもなお一層のお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 中谷 登