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「スカートめくりカレンダー」って何? 考案者に聞く意外なこだわり

2012年11月7日 07時30分

これがウワサの「スカートめくりカレンダー」(加藤圭織さん作)

[拡大写真]

スカートめくり……。

「まいっちんぐマチ子先生」を読んでいた昭和生まれの男なら、小学生時代に一度は憧れたであろう禁断の遊び(実際にやったことがあるという人はいないと思うが)。

この「スカートめくり」をモチーフにした「スカートめくりカレンダー」を作った人がいる。名前は加藤圭織さん。男性ではなく女性だ。先日開催された「東京アートブックフェア」で、飛ぶように売れているのを目撃した私は、早速取材を敢行。下心をひた隠しにしつつ、お話を聞いてみた。

――そもそも、「スカートめくりカレンダー」を作ろうと思ったきっかけは?
「実は、スカートめくりカレンダー自体は、まだ学生だった2007年に作ったものなんです。学内で合同展を開くことになって、その時のテーマが『エロ』だったので、かわいらしい感じのするエロを表現しようと思って考えたところ、いきついたのがスカートめくりでした。ちょうど、スカートをめくる行為と、カレンダーをめくる行為が『めくる』という点で一致してたこともありまして(笑)。スカートの部分がカレンダーになっていて、めくると翌月のカレンダーが出てくるという仕掛けにしたんです。それから5年がたって『アートブックフェア』で出展しようと思って、新たに2013年バージョンを作ることにしました」(加藤さん)

――スカートめくりといっても、カレンダーはオシャレですよね。デザインをした時のこだわりは?
「特にこだわったのは、スカートのヒダの形ですね。いかにも女子高生のスカートっぽいものにしました。裾の部分も、横に真っ直ぐに切ったら味気ないので、ま~~~るい楕円のような感じに切りました。(※写真参照)あと、脚のラインは高校時代に『かわいいな~』と思ってた子の脚を参考にしました。細くて、華奢な感じだったので(笑)」

せっかくなので2007年バージョンと2013年バージョンを比べてみると、脚が少し締まった感じ。※画像参照 その上、前のバージョンにはなかった上履きを履いて、可愛く履きこなしている。

関連写真

考案者の加藤圭織さん

左は2008年、右は2013年バージョン。時を超えて、よりスタイリッシュに。

スカートをめくりながら紹介してくれる加藤さん。

裾の丸みがポイント

チキンが描かれたテーブルクロス

付箋が描かれたテーブルクロス。倦怠期のカップルでも、これなら会話が生まれそう

ライター情報: やきそばかおる

テレビやカルチャーにまつわる雑誌や書籍の仕事に携わったり、動物の写真を撮ったり、焼きそばを作ったり、消しゴムはんこを彫ったり……の楽しい毎日です。
Twitter: @yakisoba_kaoru

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