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経済
セブン&アイが有名ラーメン店PBカップ麺を大幅改良 すみれ、一風堂、山頭火
2012.11.8 13:43
セブン&アイ・ホールディングスは8日、日清食品と共同開発したプライベートブランド(自主企画商品=PB)のカップ麺「日清名店仕込みシリーズ」3製品をリニューアルして発売すると発表した。
従来はPB「セブンプレミアム」として販売していたが、今回は上質な素材や味にこだわった「セブンゴールド」として、セブン傘下のイトーヨーカドーやセブン-イレブンなど約1万5000店で13日から順次販売する。
「すみれ 札幌濃厚味噌」「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ」「山頭火 旭川とんこつ塩」の3製品を、「さらなる店味の追求」をテーマに、麺、スープ、具材を一新。麺は厚みや形状、食感を店舗の味に近づけ、小麦粉を増量し製法も見直した。また、具材もそれぞれ20%以上増量し、ボリューム感を演出した。価格は従来品より10円高い258円。年間約1500万食の販売を計画している。
セブン-イレブン・ジャパンの鎌田靖常務は「圧倒的な差別化を図れる商品。カップ麺販売で2~3割の売り上げアップを見込める」と強調。日清食品の豊留昭浩マーケティング本部長も「名店の店主が認める味。かなり売れると見ている」と商品の完成度に自信を見せる。
同シリーズは、2000年4月にすみれ、一風堂を、01年5月に山頭火を発売。これまで累計約1億9000万食を販売している。
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