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中国で遭難 救助の女性が帰国へ11月8日 12時22分
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中国の河北省で万里の長城などを歩くツアーに参加した日本人が大雪で遭難し、このうち男女3人が死亡した事故で、唯一救助された女性が8日朝、北京を出発し帰国の途につきました。
中国の河北省で万里の長城などを歩くツアーに参加した日本人が大雪で遭難した事故では、男女3人が死亡し、富山県射水市の渡辺美世施さん(59)が唯一救助されました。
渡辺さんは検査のため、7日まで遭難した山のふもとにある病院にいましたが、日本から駆けつけた夫の明さんとともに帰国するため8日朝、北京の空港を訪れしっかりとした足取りで搭乗ゲートに向かいました。
出発に先立ち記者団から「手足の凍傷は大丈夫ですか」と聞かれると、渡辺さんは「大丈夫です。少しずつよくなってきています」と答え、次第に回復している様子を説明しました。
また、夫の明さんは「皆さんにご心配をおかけして申し訳なく思っています。亡くなられた人の家族のことを思うととても残念な気持ちです」と話していました。
渡辺さんたちは帰国後、富山県射水市の家に戻り静養することにしています。
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