中国、欧州の太陽光関連製品に対するダンピング調査を開始

2012年 11月 1日 13:38 JST
 
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[北京 1日 ロイター] 中国は1日、欧州連合(EU)から輸入している太陽光グレードのポリシリコンについて、ダンピングおよび不当な補助金に関する調査を開始した。太陽光関連製品をめぐっては、世界的に貿易摩擦が高まっており、報復的な措置も目立っている。

中国商務省はウェブサイトを通じて2件の声明を発表し、米国と韓国製の太陽光製品に関する調査を続けると表明した。

欧州委員会は9月に、中国の太陽光関連製品に対するダンピング調査に着手。米国は10月に、中国製太陽光関連製品に多額の関税を課すと発表した。

それに対し、中国は新エネルギー分野における貿易摩擦が高まる恐れがあると警告していた。

 
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11月1日、中国は欧州連合(EU)から輸入している太陽光グレードのポリシリコンについて、ダンピングおよび不当な補助金に関する調査を開始した。写真は太陽光パネルを張りめぐらしたビルの建築現場で、昨年6月撮影(2012年 ロイター/David Gray)
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