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2012年11月7日(水) 19:45 |
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「どてきり」養殖の成果は
幻のカニと呼ばれる「どてきり」の話題です。 玉野商工会議所では、「どてきり」の特産化に向けて全国で初めて人工池での養殖実験に取り組んでいます。 7日は、大きく育った「どてきり」の引き揚げ作業が行われました。
大きな爪で土手に穴を開けることから「どてきり」の名前で親しまれるカニです。 昭和初期には瀬戸内海でもたくさんみられましたが、今では、幻のカニと呼ばれています。 その「どてきり」の復活を目指し、玉野商工会議所は、岡山理科大学と協力して全国で初めて人工池での養殖実験を始めました。 その中心が、吉本誠さんです。 吉本さんたちは、今年5月、海水の入った池におよそ250匹の稚ガニを放流し、その個体数と生育状況を調査してきました。 「どてきり」は、海水温が下がるとエサを食べなくなり、成長が止まります。 7日は、冬の訪れを前に引き上げる作業が行われました。 次々と引き上げられる「どてきり」。 重さ250グラム前後のものがほとんどでしたが、中には、500グラムを超える大物も含まれていました。 玉野で生まれ、育てられた「どてきり」。 地元の新たな特産品としての期待が高まります。
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