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2012年11月7日(水) 19:45 |
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国内初、肝腎同時移植の女性退院へ
今年9月、岡山大学病院で脳死した人から提供を受けた肝臓と腎臓を、1人の患者へ同時に移植する国内で初めての手術が行われました。 移植を受けた女性は順調に回復し、9日退院するのを前に心境を語りました。
移植手術を受けたのは、青森県に住む50代の女性です。 女性は慢性の肝不全と腎不全のため同時移植以外に救えない状態と診断されました。 手術からおよそ2か月、車いすに乗って会見場に現れた女性ははっきりとした口調で質問に答えました。 女性痛みもなく通常の移植手術よりも多いスタッフ22人体制で臨んだ肝臓と腎臓の同時移植は、およそ17時間の大手術になりました。 女性は9日岡山大学病院を退院し、地元の青森県内の病院で引き続き治療をうけるということです。
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