近鉄百貨店は6日、高さ日本一の超高層ビル「あべのハルカス」の中核施設としてリニューアルオープンする阿倍野店(大阪市阿倍野区)の名称を「あべのハルカス近鉄本店」にすると発表した。売り場面積が国内最大級の百貨店として2014年3月の全面開業を目指す。
大阪市内で記者会見した飯田圭児社長は「暮らしに必要なあらゆる機能が凝縮された百貨店にしたい」と述べた。
阿倍野店は13年6月に一部が先行開業。全面開業後の売り場面積は約10万平方メートルで、約4分の1を市民団体の活動拠点や飲食店など「非物販エリア」に充てる。買い物をしなくても気軽に来店してもらえる空間を目指す。