現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 科学
  3. 記事
2012年11月6日10時49分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

東京・八丈島沖に巨大鉱脈か 熱水鉱床に似た地形発見

図:  拡大  

 【波多野陽】東京都八丈島の南方180キロの海底で、銅や亜鉛、金、銀などを採掘できる熱水鉱床のような地形があるのを、東京大などが見つけた。ロボットを投入して調査した。実際に鉱脈があれば、国内最大級の熱水鉱床となる。

 海底から熱水が噴き出している場所には、熱水中の金属が長い時間をかけて沈殿し、鉱脈が作られることがある。

 東京大海中工学国際研究センターの浦環(たまき)センター長らは10月25〜28日、伊豆諸島沖には小さい鉱床が多いことから、海中を泳ぎながらセンサーで地形を調べることができるロボット3台を使って調べた。調査の結果、直径数十メートルほど海底の土が盛り上がり、熱水が噴き出した跡(熱水マウンド)のように見える地形が1キロ四方にいくつも散らばっていた。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

おすすめ

輸入先の干ばつ被害などに左右される日本の食料事情。日本の農業政策の是非を問う。

歴代政権とは異なる理論武装が説得力を放つ共産党の提言。日本外交に一石を投じるか。

臨時国会を前に、自民党では早くも「安倍晋三政権」の人事構想が語られ始めている…。

自治体の財政や住民の生活を脅かしている難題。国や自治体はどう対処するべきか。

地盤対策は自己責任?日本全国で起こりえる災害被害。対策できることはないのか。

風評被害に苦しむ業者と安全な食品を求める消費者。両者に立ちはだかる難題とは。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞デジタル 天文部