社会
河本耕平選手が不起訴受け会見 警察を批判
(新潟県)
知人女性のクレジットカードで衣料品などを騙し取ったとして、ことし9月に逮捕された競泳の河本耕平選手が、6日、嫌疑不十分で不起訴処分になった。河本選手は7日、記者会見を開き、警察の捜査を批判した。河本さんは7日午前、弁護士とともに会見に臨んだ。
「関係者の皆様、私を育ててくれた水泳界の、また、これまでご支援くださった本当に多くの方々には、たいへんご心配をおかけしたことをお詫び申し上げ、無事に不起訴となったことをご報告申し上げます」
河本さんは、ことし9月、知人女性のクレジットカードで衣料品などを騙し取った詐欺の疑いで逮捕されたが、容疑を否認し続け、2日後に釈放された。新潟地検長岡支部は6日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
7日の会見で、河本さんは、被害届を提出した知人女性が水泳連盟公認のメンタルトレーナーの女性医師で、クレジットカードは「自由に使っていい」と渡されていたことなどを明らかにした。河本さんはこの女性医師を名誉棄損で告訴することを検討している。
「私からは一度もサポートをしてくれと要請したことはありませんし、あくまでも相手側からサポートをしたいという意思を強く告げられ、サポートを受けるようになりました」
また、河本さんは警察の捜査を批判し、県警に対する国家賠償請求を検討していることを明らかにした。
「今回の件はあまりにもひどく、水泳選手としての活動が妨げられたことはもちろんだが、社会的信用までも失わされ、強い憤りを禁じえない」
河本さんは100メートルバタフライのアジア記録保持者。ことし夏のロンドンオリンピック出場は逃したが、今後も競泳を続け、来年、長岡市で開催される日本選手権を目指したいと述べた。
「不起訴という正式な処分が出ましたので、私としては、もう一度、競技に向けて本来の姿で一生懸命やっていきたいと思います」
河本さんの不起訴に対し、長岡警察署は「法と証拠に基づき、適正に捜査を推進してきた。今後も適正な捜査で事件に対応したい」とコメントしている。
[ 11/7 18:34 テレビ新潟]