滋賀県は、青山学区で情報が出始めてから、慌てたように、大津市関係課に説明行脚に行ったり、地元説明会を開催し始めた。
最初の説明会は、7月31日に南笠東学区で開催。南笠東学区の出席者は19名(自治会長と住民)と滋賀県の資料には記載。その5日後には、南笠東学区自治連合会長から滋賀県へ要望書が提出されている。滋賀県から、厚労省へは、たった19名参加の説明会により出された要望書が送られ、公文書として保管されている。地元住民も了解したという報告だったのか。南笠東学区の住民はこのことを知っているのだろうか。
要望書の一部を赤枠で囲んだが、地元への配慮に感謝を述べている文面である。計画から約1年が経とうとしているにも関わらずである。
平成23年8月9日、青山学区の一部住民に対して、県職員が説明に来られたが、その時の交わされた意見等を、厚労省へ送っていただけなかったのは残念である。