中国：習近平氏を第18回共産党大会の総書記に指名

　　11月７日（ブルームバーグ）：中国の習近平国家副主席が第18回共産党大会の総書記に指名された。８日から14日まで開催される党大会で10年に１度の中国指導部交代が本格的に始まる。

党大会のスポークスマン、蔡名照氏が７日、北京での記者説明会で習氏の指名と党大会の日程を発表した。現在の共産党総書記、胡錦濤国家主席の後継として習氏が党を率いることが党大会で正式に決まることがほぼ確実となった。

党大会に参加する2268人の代表が、共産党を今後10年率いる新指導部を選ぶ。中国の最高意思決定機関である政治局常務委員会の委員も決まる。

党員8200万人の代表が約200人から成る中央委員会と160人余りの中央候補委員を選ぶ。中央委員会が政治局員（現在24人）を選出し、同局員の中から政治局常務委員が選ばれる。

習副主席は来年３月に胡主席を引き継ぎ国家主席に就く見込み。李克強副首相が今回の党大会で党の序列３位となり、来年には温家宝首相の後任として首相に就任すると見込まれている。

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更新日時: 2012/11/07 20:14 JST