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総菜1日22万食を製造 ヤマザキ旭川工場 最新の設備公開

(10/17 09:40)

主力商品「ポテトサラダ」用ジャガイモの皮を蒸気でむく「スチームピーラー」

主力商品「ポテトサラダ」用ジャガイモの皮を蒸気でむく「スチームピーラー」

 【旭川】総菜製造大手のヤマザキ(静岡)は16日、11月1日に稼働する旭川工場を報道各社に公開した。工場では主に地元産野菜でポテトサラダなどチルド食品を製造し、全国のセブン―イレブンなどに出荷する。

 工場は道央自動車道の旭川鷹栖インターチェンジに近く、鉄骨造一部2階建てで延べ約5500平方メートル。総投資額は約21億円。上川、オホーツク両管内産の原料を主に使用し、ポテトサラダやカボチャサラダ、肉じゃがなど5種類の総菜を製造する計画だ。1日当たり22万食以上の製造能力があるという。

 ジャガイモの貯蔵には雪氷冷熱を活用するなど、雪が多い旭川の気候を生かした施設とした。「サラダ工場としては国内初」(同社)という蒸気でジャガイモの皮をむく「スチームピーラー」、道内メーカーが手掛けたカボチャのカットマシンなど最新鋭設備を導入した。<北海道新聞10月17日朝刊掲載>

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