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11月6日、花王 <4452> が発表した平成24年12月期第3四半期決算によると、連結売上高は2382億8700万円の前年同期比2.2%増となったものの、営業利益は11億4200万円と同77.2%減、経常利益も同66.1%減の19億4千9百万円となり、大幅な減収となっている。また、四半期純利益も、投資有価証券評価損を特別損失に計上した結果、同90.2%減の8700万円となった。
花王グループの主力事業である国内一般消費財業界は、店頭での激しい販売競争が続き、厳しい環境にあるという。こうした中、ブランド育成や新コーポレートメッセージ浸透のための広告宣伝強化に加え、店頭競争激化等による販売促進費の増加により、競争費用が前年同期に比べ大幅に増加。結果、セグメント利益(営業利益)は、前第3四半期が32億75000万円のプラスであったのに対し、当第3四半期は11億4900万円のマイナスとなっている。また、産業用品事業に関しては、売上高についても前第3四半期から5.9%減となり、セグメント利益も同50.0%減であった。一方、海外事業に関しては、売上高で同8.1%増。セグメント利益については、前第3四半期が3億5600万円であったのに対し当第3四半期は12億6900万円と、256.2%増という結果になった。
こうした動向を受けて花王は、通期での業績予想において、売上高こそ据え置いたものの、営業利益は40億円減の80億円に、経常利益も40億円減の90億円に、当期純利益は28億円減の42億円へと下方修正をしている。
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