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【芸能・社会】

高田文夫さん復帰 いきなり毒舌全開 ニッポン放送生出演

2012年11月6日 紙面から

7カ月ぶりに仕事復帰し、スタジオでピースサインする高田文夫さん(中央)と共演した松本明子と松村邦洋=東京・有楽町のニッポン放送で(同局提供)

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 不整脈による心肺機能疾患のため4月に緊急入院し、休養していた放送作家の高田文夫さん(64)が5日、レギュラーでメーンパーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月−金曜午前11時30分)に生出演して7カ月ぶりに仕事復帰した。ブランクを感じさせず、元気に変わらぬ爆笑トークを展開したが、発症当時は7〜8時間心肺停止状態となり危険な状態だったことを明かした。

 第一声は「どうも、藤本義一です! シャバダバシャバダバ〜」。先ごろ亡くなった作家の藤本さんを名乗る、高田さんお得意の“別人の名で自己紹介ギャグ”をかまし、どんな第一声かと待ち構えているリスナーとスタジオの松本明子(46)、松村邦洋(45)、ゲストの水道橋博士(50)をコケさせた。

 ピンクのシャツにセーター姿の高田さんに松本は「先生、すごく顔色がいい」と驚きの声を上げた。

 話は4月11日夕に自宅で倒れた時の様子に。「(不整脈になったのは)ブラッド・ピットの映画のDVDを見ていた時で、カミさんが早く救急車を呼んでくれたのが良かった」「その日は夜中まで7〜8時間心肺停止していた。それから2週間の記憶がない」と危険な状態だったことを明かした。「神様が『もう少し生かしたほうが面白いんじゃない』と思ったのかな」とも。

 それまではヘビースモーカーだったが、たばこは一切吸わなくなったという。マラソン中に倒れた経験を持つ松村には「松ちゃんとオレの座右の銘は『心臓止めるな、タクシー止めろ』だ」と言って笑わせた。

 また、落語の師匠で親交があり、昨年11月に亡くなった立川談志さんもネタにし、「談志さんがちょっかいだしたから(病気になった)…、中村勘三郎とか(談志さんが)好きな人ばかり病気になるだろ…談春とか弟子は病気にならないんだよな」と毒舌は治ってないご様子?

 心肺停止は断続的にあったとし「オレに付いてた看護師のおばちゃんが『それで寝られなかった』って。オレは朝まで女を寝かせない男なんだよ。ぎゃはは」とする一方で「病院は日大(系列)でオレの母校だろ。それで後で何言われるかわからないって、日大でも治せるんだって、がんばったと思うんだよ」と言いたい放題。

 リスナーからは「お帰りなさい」「復帰おめでとうございます。思わず涙があふれてきました」などと復活を喜ぶファクスやメールが多数寄せられた。

 高田さんは最後に「年が明けるとこの番組も25周年。のんびりとやっていきますよ。面白いおじいちゃんとして、しゃべる大衆文化として語り継いでいきますよ」と誓った。当面は月曜と金曜に出演する。

 

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