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【芸能・社会】小室哲哉10年ぶりプロデュース 新人歌手 壱岐尾彩花で始動2012年11月7日 紙面から ミュージシャンの小室哲哉(53)が、10年ぶりに新人歌手をトータルプロデュースした。ファッションモデルとしても活躍中の女性シンガー、壱岐尾彩花(いきお・あやか=23)で、15日から配信開始のデジタルシングル「GLOWING」でメジャーデビューする。90年代に安室奈美恵や篠原涼子、華原朋美らを次々とミリオンヒットに導いた小室は「21世紀のプロデューススタイルの方向性を示す大事な一歩」と位置付けており、新たな“小室ファミリー”の試金石となりそうだ。 ファッション誌「S Cawaii!」(主婦の友社)の専属モデルとして人気を集めた壱岐尾は、歌手としてもメジャーデビューを目指してレッスンを重ねてきた。努力が実を結び、あこがれのTKがプロデュースしてくれると知ったときは、まさに夢心地だったという。 「私の親がTM NETWORKのファンで、幼いころから小室さんの音に触れてきました。私自身も安室奈美恵さんやglobeさんをずっと聴いて育ってきて、二世代にわたって小室さんの音楽に影響を受けたファンの一人でした。なので、この話をいただいたときは本当にうれしく思いました」 昨年6月に動画サイトで生中継された小室のライブ「小室哲哉@DOMMUNE」に感銘した壱岐尾の担当スタッフが、小室に壱岐尾のプロデュースをオファー。デモテープを聴いた小室は「間違いなく僕の楽曲に合う声質だ」と感じると同時に、壱岐尾が“未完の逸材”で、自分の音楽で一流の歌手に育てることができる−と即座に判断したという。 新たな道標を見つけた小室はうれしげにこう話した。「20世紀に甘んじていた小室哲哉は、10年という歳月をかけてしっかり勉強をしてきた。壱岐尾彩花という人物が『小室哲哉21世紀プロデューススタイル』の方向性を示す大事な一歩になることは間違いない。自分のキャリアにもかかわることだから、その人にかけてみたいと思えて、初めてスタートラインだと確信した」 90年代の小室サウンドを取り入れた壱岐尾のデビュー曲「GLOWING」は、いくつになってもキラキラしていたいという女性の姿を描く。小室は「90年代に、青春時代イコール一番多感な時を過ごした30〜40代の人たちにとって、新しいけどなつかしいと感じられる、そして子供がいれば二世代で共有できる楽曲を目指した」と説明する。 同曲は、鈴木保奈美(46)が出演するヘアケアブランド「ギフト」(ラブラボ)の新CM(14日放送開始)のイメージソングにも決定。壱岐尾は「成長過程の段階でCMソングとして起用していただけたこのチャンスをつかむために必要な努力をきちんとやっていきたい」と気合十分だ。 ◆日記をヒントに歌詞小室プロデューサーから与えられた宿題で、壱岐尾は昨年12月から日記を書いてきた。デビュー曲「GLOWING」で、小室は彼女の日記をヒントに、女性が夢に向かって成長していく姿を歌詞にした。また、壱岐尾はダンスの強化を目的に一人で米ロサンゼルスに渡米し、レッスンを受けるなど向上心も旺盛だ。 ◆安室など数々のミリオン小室が新人歌手をプロデュースするのは、2002年に女性歌手のR9(アールナイン)と、female non fictionを手掛けて以来10年ぶり。 90年代の小室は、安室奈美恵の「Body Feels EXIT」や「Can you Celebrate?」、篠原涼子の「恋しさと せつなさと 心強さと」、華原朋美の「I’m proud」などを手掛け、数々のミリオンセールスの樹立で知られる。 ●壱岐尾彩花(いきお・あやか) 1989(平成元)年1月21日生まれ、東京都出身。身長151.5センチ。ファッション誌の読者モデルや歌手として活動を始め、2009年1月にインディーズ(自主製作盤)のファーストアルバム「RE:ACIDQUEEN」を発売。同7月には2枚目「GOSSIP」をリリースしたが、メジャーデビューを目標にエイベックスに所属してトレーニングを積む。09年4月(5月号)からファッション誌「S Cawaii!」(主婦の友社)の専属モデルとしても活躍中。 PR情報
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