国民か会社か個人か、その戦いは誰のためのものなのか――。東京電力が実質国有化されてから約3カ月。水面下では東電の守旧派や改革派、社外取締役、政府出身者らが入り乱れた、複雑な権力闘争が始まっているという。国有東電の企業統治は果たして機能するのか。
■非主流派の台頭
「津波への事前の備えができていなかったことが問題だった」――。
10月12日。東電の原子力部門改革の実務部隊である「原子力改革特別タスク…
国民か会社か個人か、その戦いは誰のためのものなのか――。東京電力が実質国有化されてから約3カ月。水面下では東電の守旧派や改革派、社外取締役、政府出身者らが入り乱れた、複雑な権力闘争が始まっているとい…続き (11/5)
中国とどう付き合えばいいのか――。反日デモで傷ついた日本企業はなお悩みの中にある。デモでは中国との関係が深いパナソニックまでもが襲撃の対象となる一方、かろうじて難を逃れた工場もある。その分かれ目は何…続き (10/29)
中国初の空母「遼寧」が9月下旬、正式に配備された。以降、自信を深めたかのように最近は中国の海上監視船、海軍艦船が尖閣諸島付近や沖縄近海を頻繁に航行し、日本への圧力を強めている。「遼寧」は日本にとって…続き (10/22)
各種サービスの説明をご覧ください。