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沖縄 女性集会で抗議文を採択11月7日 6時24分
沖縄県内でアメリカ海軍の兵士2人が女性に乱暴したなどとして起訴された事件や、新型輸送機オスプレイの配備を受けて、6日夜、那覇市で女性たちによる集会が開かれ、基地の全面撤去などを求める抗議文を採択しました。
この集会は、アメリカ兵による相次ぐ事件に抗議しようと女性の地位向上に取り組む団体などが開いたもので、那覇市の会場には県内53の団体などから300人余りが集まりました。
集会では主催者の共同代表を務める沖縄県の女性団体連絡協議会の伊志嶺雅子会長が「日米両政府は安全保障条約の重要性は考えても、県民の安全は考えていません。もはや我慢できず、今こそ基地の撤去を求める時です」と述べました。
そして集会の最後に、「アメリカ兵による性暴力は女性や沖縄への差別意識の表れで、被害を訴えられない女性も決して少なくない」としたうえで、安全な生活が保障されるよう兵士の基地の外での行動を禁止することや、オスプレイの撤退と基地の全面撤去などを求める抗議文を採択しました。
この抗議文は、日米両政府などに送ることにしています。
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