昨年春に閉館した「ギャレ大阪」跡地を活用して31日に開業するJR大阪駅改札直結の商業施設「エキマルシェ大阪」(大阪市北区)が29日、報道関係者に公開された。阪急百貨店の先行開業に続く新たな商業施設の誕生で、梅田の西エリアでも人の流れが変わりそうだ。
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飲食店などが並ぶ「エキマルシェ大阪」の館内=29日午後、大阪市北区 |
20年前開業した「ギャレ大阪」。当時には珍しく「アウトドア」を専門にした施設として注目を集めたが、次第に女性客をターゲットとしたアパレル雑貨店が中心になっていった。昨年3月末で閉館し、同年5月に伊勢丹、ルクアといった新商業施設と駅の大屋根が完成してJR大阪駅周辺が新生。エキマルシェ大阪の開業は、一連のリニューアルのフィナーレにあたる。
「大人のみちくさ」をコンセプトにし、約7500平方メートルの敷地内に、グルメやアパレル雑貨など82の店舗が出店。総菜やパン、スイーツなど旬のグルメを集めた「マルシェズキッチン」、飲食ゾーン「マルシェズカフェ&ダイニング」、アパレル雑貨を中心とした「アルビ」など、業態別に五つのゾーンに分かれている。
ジェイアール西日本デイリーサービスネットなどが運営。全国、関西、大阪を含め、初出店の店舗が約半分を占めるフレッシュなラインアップと、改札直結というアクセスの良さが売りだ。
JR西日本では、同施設を今後の同社の「エキナカ」ビジネスの新たなチャレンジとなる重要事業と位置付け、利便性と付加価値を加え、駅の魅力向上につなげる構え。同社は「ギャレに比べ、男女関係なく利用できる店舗が増えた。西梅田や堂島、北新地などの梅田の西エリア一帯にはこういった施設がなかったので、毎日行き帰りに利用したくなるような、魅力ある施設にしたい」としている。
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