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2012年11月6日(火) 19:14 |
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地震に備え、液状化対策した交番
南海トラフ巨大地震に備えた動きです。 軟弱地盤で発生する恐れがある液状化現象に対して強い構造を持つ交番を、岡山県警が県内で初めて岡山市南区に設置します。
交番を建設する地域は、一帯が干拓地で地盤が弱く、強い揺れで液状化現象が起こる危険性が高いとされています。 東日本大震災でも 千葉県の交番が液状化で傾くなど被害を受けました。 そのため、岡山県警が災害時にも治安維持の拠点となるように、県内で初めて特殊な工法で地盤を強化しています。 交番の下には軟弱な地盤があります。 その地盤に6角形を描くようにコンクリートの支柱が約180本張り巡らされ、地震の揺れで動かないように地盤を強化しているのです。 この工法を開発したのは、竹宮岡山大学名誉教授です。 岡山県警では今後も、必要に応じて液状化対策などを備えた施設を検討していきたいとしています。
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