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プーチン大統領の健康に臆測11月1日 21時20分
ロシアの有力紙は、プーチン大統領が先月から外国訪問を延期していることについて、「背骨に悪影響を与えるおそれがあるため、医師から飛行機に乗るのを止められている」と伝え、大統領の健康状態について憶測が広がっています。
ロシアのプーチン大統領は、先月のトルコに続いて今月もトルクメニスタンとインドへの訪問を延期し、地方の視察も取りやめて、モスクワ郊外の公邸で執務を続けています。
これについて、ロシアの有力紙「ベドモスチ」は、1日付けの紙面で、大統領府に近い複数の関係者の話として、「プーチン大統領の健康に問題があるのは事実であり、背骨の状態に悪影響を与えるおそれがあるため、医師から飛行機に乗るのを止められている」と伝えました。
その理由について、ことし9月にロシア北部でツルの越冬を導くため、モーターがついたハンググライダーに乗って空を飛んだあと、かつてのけがが悪化したとしています。
この報道を受けて、ペスコフ大統領報道官は「ハンググライダーの飛行とは関係ない。プーチン大統領はスポーツマンであり、けがをすることもある」と述べたうえで、執務に影響は出ていないと説明しましたが、大統領の健康状態について憶測が広がっています。
来月には、野田総理大臣がロシアを訪れてプーチン大統領と会談することで調整が続いていますが、今後も大統領の外交日程に影響が出る可能性も指摘されています。
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