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「不要債権買い取る」 780万円詐欺被害 | ||
佐賀署は6日、佐賀市内の60代女性が株買い取りの手数料名目で、現金計780万円をだまし取られる振り込め詐欺事件があったと発表した。詐欺容疑で捜査している。 同署によると10月22日、女性方に「不要債権を買い取る」などとする内容のはがきが届いた。女性は数年前、未公開株の購入で数千万円の損失があり、手元に残っていた株券を買い取ってもらおうと、はがきに記載されていた番号に電話した。 電話の男は「その株なら4700万円の値がつく。買い取り手続きは別会社に連絡を」と指示。指定の番号に電話し直すと、別の男が出て「手続きを進めるには80万円が必要」「あと100万円が必要」などと次々に現金を要求された。 女性は10月24日~今月5日にかけ、佐賀市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から計9回にわたり、指定された口座に現金を振り込んだ。5日に200万円を振り込み、さらに50万円を振り込もうとしてATMの一日の利用限度額に達しため、窓口から振り込もうとして、行員が通報した。 |
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2012年11月07日更新 |