酒気帯び運転:子連れで酒気帯び運転 4人乗せ衝突事故、容疑で37歳女逮捕−−八幡署 /京都
毎日新聞 2012年11月06日 地方版
飲酒して子ども4人が乗った軽乗用車を運転したとして、八幡署は4日、大阪府枚方市楠葉面取町、派遣社員、阿部麻美容疑者(37)を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同日午後8時20分ごろ、八幡市下奈良宮ノ道の国道1号で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転したとされる。
同署によると、交差点の中央分離帯に衝突する単独事故を起こしていたところをパトロール中の署員が見つけた。車には阿部容疑者の長女(4)と、7歳、5歳、0歳の知人の娘3人が同乗していた。車は前方部分が大破したが、いずれもけがはなかった。「酒を飲んで車を運転したことに間違いありません」と容疑を認めているという。
同署によると、阿部容疑者は現場から数キロ離れた飲食店で夫や知人夫妻らと食事をしていたが、知人らより先に子供たちと知人の車に乗り込み、運転を始めたという。知人らは「(阿部容疑者に)先に車に乗っているように言ったが、運転するとは思わなかった」と説明しているという。【花澤茂人】