放送内容

2010年10月18日(月)・12月15日(水) 再放送:10月25日(月)・12月22日(水)
広がる“処方薬乱用” −問われる精神科医療−

内容

精神科医療を巡る新たな問題が浮上している。医師から処方される睡眠薬や抗うつ薬といった「向精神薬」を大量に服薬しするオーバードーズ(過量服薬)で救命救急センターに搬送される患者が増加し、死に至るケースも相次いでいるというのだ。北里大学病院の救命救急センターを舞台に、過量服薬の実態、そして過量服薬を防ぐための新たな取り組みを紹介。精神科医療の処方の課題と今後のあり方を探っていく。


出演者

野村 総一郎さん(防衛医科大学校病院 副院長)
VTR出演:
上條 吉人さん(北里大学病院救命救急センター・精神科医)
病院関係者の方々



関連情報

【番組内で紹介したグラフやデータについて】
●「睡眠薬・抗不安薬の依存者の割合」
「主たる使用薬物別にみた症例(%)の推移(国立精神・神経医療研究センター調べ)」を参照
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
(2008年度 全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査をクリックしてください。)

ホームページ:http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/drug-top/paper.htm(NHKサイトを離れます。)
※文字化けしている場合 ブラウザの設定で、文字のエンコードをUnicode(UTF-8)にしてください。

●「過量服薬への取組〜薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて〜」
厚生労働省が設置した自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」が9月9日に発表
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jisatsu/torimatome.html(NHKサイトを離れます。)



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