NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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県職員が万引きで懲戒処分

長崎県の５４歳の女性職員が、諫早市内のスーパーで食料品を万引きしたとして、県は、この職員を停職４か月の懲戒処分にしました。懲戒処分を受けたのは、県の県民生活部に所属する課長補佐級の５４歳の女性職員です。
県によりますと、この職員はことし８月、諫早市内のスーパーでジャムや総菜などおよそ１３００円分の食料品５点を万引きし、警察に通報されたということです。
職員は万引きの事実を認め、その後、窃盗の疑いで諫早区検察庁に書類送検されましたが、被害金を弁償したことなどから今月１日に起訴猶予になりました。
これを受けて、県は、６日付けでこの職員を停職４か月の懲戒処分とし、係長級に降格しました。
県によりますと、この職員は調べに対し「なぜ万引きしたのか言葉で表現できない。大変ご迷惑をおかけしました」と話しているということです。
県の永松和人人事課長は記者会見を開いて「県職員としてあるまじき行為で誠に遺憾です。公務員の自覚を促し、再発防止に努めます」と謝罪しました。
県職員の懲戒処分は、酒気帯び運転で書類送検され、ことし９月に懲戒免職となった職員に続いて、今年度２件目です。

11月06日　19時01分

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