中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】


玉田「先発で出たい」

2012年11月6日 紙面から

FC東京戦へ向けて先発復帰を熱望したグランパスのFW玉田=愛知県豊田市で

写真

 名古屋グランパスのFW玉田圭司(32)が7日のFC東京戦(瑞穂陸)でのスタメン復帰を猛アピールした。Jリーグでは最近2試合連続でベンチスタートだったが、先発した3日のFC刈谷との練習試合(6−1で勝利)では1得点するなど好調ぶりを披露。「そろそろ先発で出たいよ」と熱い思いを語った。

 玉田が動きを取り戻してきた。スリートップの左サイドで先発した3日のFC刈谷戦では再三、決定機にからんだ。前半21分に切り返しからのミドルシュートでゴールを脅かすと、37分には得意の左足でゴールネットを揺らした。

 「玉さん(玉田)やトゥさん(闘莉王)がいると前でボールが収まる。後ろからも上がって行きやすい」と証言したのはMF小川。9月8日の天皇杯2回戦で2−0と苦戦したFC刈谷相手に、復調した玉田が中心となってゴールラッシュを演じた。

 優勝戦線から脱落したチームにあって、人一倍ストレスを抱え込んでいたのが玉田かもしれない。左足首の手術から8月に復帰して以降、Jリーグ9試合で先発したのは3試合だけ。事実上、レギュラーの座を剥奪されてきた。

 「ケガはもう治っているワケだから。そろそろ先発で出たいよ」と玉田は胸中を明かす。玉田が戻れば、突破力に優れた永井、金崎の両ウイングとはひと味違うプラス効果をもたらす。FC東京は玉田が3月17日に今季初ゴールを挙げた験がいい相手でもある。

 「オレには苦手な相手なんてない。どこが相手でも自分の力を出すだけ」と玉田。負けられないグランパスを、百戦錬磨のベテランが救う。 (木村尚公)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ