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福祉施設でノロウイルス集団感染
11月5日 23時11分

千葉県八千代市の福祉施設で、先月29日以降、59人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴え、保健所は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生として、施設内の消毒を徹底するよう指導しました。

千葉県によりますと、八千代市の社会福祉施設で、先月29日から利用者や職員が、おう吐や下痢などの症状を訴えていると今月2日、保健所に連絡がありました。
5日までに症状を訴えたのは、10代から70代の男女合わせて59人に上り、保健所がこのうち5人を調べたところ、全員からノロウイルスが検出されたということです。
いずれも症状は軽く、快方に向かっているということです。
症状を訴える人が1週間にわたって相次いだことから、保健所では、食中毒ではなく、人から人へウイルスが感染したことによる感染性胃腸炎の集団発生として、消毒を徹底するよう指導しました。
千葉県は「ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、冬から春にかけて多く発生する。料理や食事の前、トイレのあとなど、十分に手洗いをしてほしい」と注意を呼びかけています。

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