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No.3269
2012年11月5日(月)放送
原発作業員が去っていく
福島第一原発“廃炉”の現実
福島第一原発“廃炉”の現実
史上最悪レベルの事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所。廃炉を終えるまでには40年もの歳月が必要とされている。いま、この現場で働く作業員をめぐって深刻な事態が起きている。国や企業の定める放射線の被ばく限度に近づき、仕事を続けられなくなるケースが続出。待遇の悪化で原発を去る作業員も相次いでいる。国家的な課題「廃炉」を担う人材をどう確保していくのか。現場の実態を検証し、考える。
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史上最悪レベルの事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所。
廃炉を終えるまでには40年もの歳月が必要とされています。
今、この現場で働く作業員を巡って、深刻な事態が起きています。
放射線の被ばく限度に近づき、仕事を続けられなくなるケースが続出。
待遇の悪化で原発を去る作業員も相次いでいるのです。
元作業員
「毎日誰かがやめて福一(福島第一)からいなくなる。
そういう形が今は多い。」
さらに、東京電力が当初、確保できるとしていた作業員の総数が実際には少ないことも分かってきました。
東京電力 原子力担当
「ある一定の幅を持って、不透明な部分はあると思います。
長期の人材の確保、これが相当難しくなってくる可能性がある。」
国家的な課題、廃炉を担う人材をどう確保していくのか。
現場の実態を検証し、考えます。
原発作業員が去っていく
- “廃炉”の現場 原発作業員はいま
- 原発作業員 悪化する待遇
- 原発作業員は足りるのか
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2012年11月1日(木)放送
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