維新:350人擁立困難…2次公募、応募低調で 衆院選
毎日新聞 2012年11月06日 02時30分(最終更新 11月06日 08時06分)
日本維新の会は5日、次期衆院選候補者の2次公募に対し、161人の応募があったと発表した。このうち維新の選考委員会が面接するのは、書類審査で絞り込んだ約80人となる見通し。1次公募で選んだ165人と合わせても、350人規模の候補者を擁立するとしていた方針の実現は困難で、見直しは必至となった。維新幹部は5日、毎日新聞の取材に「(350人規模の擁立は)物理的に厳しい」と語った。
維新は衆院選で、公明が候補者を立てる9小選挙区を除く291小選挙区と比例を合わせ、計350人規模の候補者を擁立する方針を掲げていた。
2次の応募が低調だったことについて、維新の地方議員は「選挙資金を候補者の自前にしていることに加え、支持が伸び悩んでいるためではないか」と話す。公募は今回で終える方針だ。【平野光芳】