2012-11-06

MOTO1の来年は

テーマ:MOTO1
MOTO1は

A)今までのMOTO1が全7戦となり継続

北から、菅生、エビス(福島)、TSタカタ(広島)、HSR九州などで全7戦の予定。

ただし名前は変わる。

たぶんスーパーモト全日本(Supermoto All Japan)

もしくはスーパーモタード全日本(Supermotard All Japan)

当然、MFJのもとで行われ、日本を代表するモーターサイクルスポーツ選手権であり

世界ともつながっています。

つまりライセンスが必要。

エリアもそのまま残るのかなぁ。そこは確かめていません。

うまく行ってないのはエリアクラスなんですよね。

始める人があまりいない。

スーパーモタードスポーツ競技の敷居が高い、もしくは

「夢」とか「希望」が感じないから、頑張ってみようと思う方が少ないんですね。

入門の争いが低いというのは、実力があれば簡単に全日本クラスに昇格できて

日本のトップクラスで戦えるというよさがあるんですよね。

オールスターmoto2 classの#41マコト選手は、まさにその例です。

あ、そうそう、こっちはメーカーにもっと参加してもらうようにするとか。。。



$KRAZy TOPICS








B)新しく生まれるシリーズ

マクサジアという団体が主催し、シリーズ戦もそのような名前に。

年間3-4戦の予定のようです。

場所は伊那(長野)、美浜(愛知)あたりのようです。

こちらもMFJのもとで行われます。

こちらは「選手権」というより、「イベント」に近いのかもしれません。

「公平」とかより、「お客様」を大切にする、のかな。。。

つまり、参加する選手のためのものではなく、観に来るお客様のためのもの。

言い方と変えると、ビジネス。良くも悪くも。




モーターサイクルスポーツは、欧州ベースの世界戦などは、「スポーツ」的です。

精神性が比較的重視されます。

お客様もそういう姿勢ですからこれでもうまくいきます。


一方、米国生まれのは、「ビジネス」の色が濃いです。

放映して絵になるかどうか、知識の無い人が興味を持ちたくなるか。

で、内容が決められます。

わかりやすい例は、X-GAMESのスキーの5-6人同時レース(名前忘れたけど)。

スタジアムモトクロスを参考にしています。

これ、実は非常に危ない。選手にすれば危険なんですよ。だってストック持っていますからね。。。

ささりますよ、これ。

でも、複数人がバトルする方が観ていて楽しいですもんね。タイムだけより。。。

だから、お客様が一番大切で、参加者は次となっている例です。

F1のモナコもだけど。






米国は世界を相手に(マーケットに)、X-GAMESを始めました。

「ビジネス」としておこなっています。だから選手も勝てば大きな利益を得ることができます。

放映権利益ってのを見込んでいて、雪の無い国のひとが観ても楽しめるような演出を加えることで

世界を相手にビジネスしています。

バイクも同じです。スタジアムモトクロスも、それを考慮して発明されました。

つまりお客さんは、観ることに対して何の知識も必要無い。

「エンターテイメント」として観るわけです。



一方「スポーツ」は違います。

  ひとは平等であり、どんなひとであっても、同じようにチャンスは与えられるべきで

  評価されるべきである。

  つまり、宗教や人種や生まれで区別され、しいたげられてはいけない。

という理念が先にあります。

言い方を変えれば

  「理想社会の実現」

なんですね。だからお金を関与させないようにした。

お金が関与すると、どうしてもナマナマしくなって、「理想」の実現が難しい。

なのでオリンピックはアマチュアにこだわったわけだと思います。




「プロ」は、上級クラスに入れば、成ることができるのではなく

そこにマーケットがあれば、なることができます。

わかりやすい例は音楽の世界です。

  技量の高いひとがプロになれるのではなく

  ファンが多いひとがプロになることができる。(ウケればプロになれる)

ファンが多いというのは、言い方を変えれば大きなマーケットを得た、ということです。

上手いそ芸術性も高いけど、プロになれないひとは大量にいます。

ってか、たいてい技量のあるひとほど、プロには遠い生活しています。

映像関係もそううです。映画よりテレビのバラエティのほうの仕事をやっているほうがお金をもらえます。

質はなくても、多くのお客様がいたら、多くのお金が動く可能性がでて、スポンサーが生まれ

お金が発生します。





モータースポーツは、ここが難しいところなんです、、、。

「スポーツ」なのか「エンターテイメント」なのか、   この違いとも言えます。

「理想社会の実現」なのか、「商品の成功」なのか、   この違いとも言える。




スポーツでは、日本オリジナルなものとして、成功しているのがあります。それは「大相撲」です。

大相撲にもいろんな問題はありますが

 もともとは、一般庶民の、身体をつかったエンターテイメントだったものが※

 国技と言う座を得て

 またテレビというメディアを使い大きな市場(マーケット)を生み出し、

 同時に巡業ということもちゃんとやって、全国各地にサポーター(日本ではタニマチと言う)

 の方がいらっしゃって、支えています。精神的にも金銭的にも。

 最近では海外でも人気の文化となっています。

 これは日本の文化の輸出です。アニメ以前から、輸出に成功した日本の文化商品です。


(※かつて大相撲は、女性は観ることも、かけることもできませんでした。
 また会場はけんかも多く、下世話であり、スリリングな空気があったそうです。あ、江戸時代の頃は、だけど)



今日は現場の視点と、大きな視点とから、あえて書きました。

でないと全体を見失うからです。

今がよければいいでは、5年後も将来もない、また、無責任すぎるですから。





この2つの組織の、来年の具体的内容はまだ確定していないようです。

ほほこんな感じ。という状況です。

ここに書いてあることが確定ではありません、注意してください。

「公式発表はまだ」とのこと、、、。

でもそれでは、心配や間違った予想が広がることにもなるということで、

事前ですが情報を出しました。







それにしてもAll Starsの選手は、誰がどっちに行くのかな。。。?

今回なんとなくわかったけど、いろいろあるから(選手達にも都合もあるし)まだ書けません。

KRAZyは様子を見ます。



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