視覚障害者の社会参加を助ける盲導犬への理解を深めてもらおうと、横浜市で4日、パレードがあった。
横浜は、盲導犬が74年前に日本で初めて披露されたという、ゆかりの地。盲導犬などの同伴を交通機関や飲食店などが拒むことを禁じた「身体障害者補助犬法」の施行から10年たつが、日本盲導犬協会には「立ち入りを断られた」との相談が後を絶たないという。参加者らはパートナー34頭と山下公園までの約1.9キロの道のりを歩きながら、受け入れへの協力を呼びかけた。
日本の盲導犬数は1043頭と他の先進国に比べて少ない。協会の担当者は「目に触れる機会があってこそ理解も進む。盲導犬の行儀の良さや、盲導犬と歩く人の表情の豊かさを知ってもらえたら」。
参加した新潟市の赤塚セツさん(67)は「一緒でしか出歩けないのに、全国チェーンの飲食店でも、盲導犬の入店を断られる。法律を知ってほしい」と話した。