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2012年11月4日21時41分

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「グレンダイザー」イラクに立つ 23年ぶりの日本館

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写真:バグダッドの国際見本市で23年ぶりに復活した日本館。イラクでも人気を博したグレンダイザーの人形を背に記念写真を撮る姿が目立った=2日、村山祐介撮影拡大バグダッドの国際見本市で23年ぶりに復活した日本館。イラクでも人気を博したグレンダイザーの人形を背に記念写真を撮る姿が目立った=2日、村山祐介撮影

 【バグダッド=村山祐介】イラクの首都バグダッドで開催中の国際見本市で日本館が人気を集めている。日本独自のパビリオン出展は、湾岸戦争前年の1989年以来23年ぶり。存在感をアピールし、出遅れたイラク市場の開拓に弾みをつける狙いだ。

 1日に始まった見本市には、イラクの好調な経済や治安の改善を背景に、欧米やトルコなどから昨年の倍の約1500社が参加。日本政府は2010年から小さなブースを出していたが、今年はパナソニックやキヤノン、いすゞ自動車、ユニチャームなど15社が会場の一画を占め、デジタルカメラや車両などを展示した。

 集客の目玉として、イラクで絶大な人気を誇るアニメ「UFOロボ・グレンダイザー」の巨大空気人形(高さ6.5メートル)も展示。携帯電話で写真を撮る人だかりができた。イラクでは80年代から国営テレビで繰り返し放映されており、技術者エバン・オマルさん(23)は「知らないイラク人はいない。今でも忘れられません」と興奮気味に話した。

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