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自衛隊と米軍 共同演習始まる11月5日 11時49分
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自衛隊とアメリカ軍は、南西諸島の防衛態勢の強化などを目的とした大規模な共同演習を5日から行っていて、沖縄県のアメリカ軍基地には海上自衛隊の護衛艦が入港するなどしています。
沖縄県うるま市にある、アメリカ軍基地、ホワイトビーチでは、海上自衛隊の5隻の護衛艦が沖合に並んで停泊しているほか、海兵隊員を乗せたアメリカ海軍の艦艇が入港する様子が確認できました。
5日から始まったこの演習には、自衛隊から3万7000人余り、アメリカ軍からおよそ1万人が参加し、護衛艦のほか、アメリカの空母なども加わって、沖縄周辺海域などで訓練が行われる予定です。
演習は南西諸島の防衛態勢の強化などが目的で、長崎県の佐世保基地では、陸上自衛隊員が、海上自衛隊の輸送艦で沖縄近海まで移動するため、準備を進めていました。
演習では、当初、沖縄の離島で日米共同の上陸訓練を検討していましたが、日中間のあつれきを必要以上に高めることは好ましくないなどとして、離島への上陸は取りやめ、洋上での訓練に切り替えました。
また、前回、2年前の演習では、日米双方がイージス艦や戦闘機の訓練などを積極的に公開しましたが、今回は一切公開しないとしています。
演習は今月16日まで行われることになっています。
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