政治日米共同統合演習始まる 16日まで、離党奪還の模擬訓練など実施2012.11.5 22:17

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日米共同統合演習始まる 16日まで、離党奪還の模擬訓練など実施

2012.11.5 22:17
日米共同統合演習で、離陸する航空自衛隊のF2戦闘機。左後方は米空軍の戦闘機F16=5日、青森県の航空自衛隊三沢基地(防衛省提供)

日米共同統合演習で、離陸する航空自衛隊のF2戦闘機。左後方は米空軍の戦闘機F16=5日、青森県の航空自衛隊三沢基地(防衛省提供)

 陸海空自衛隊約3万7千人と、米軍約1万人が参加する平成24年度の日米共同統合演習(実動演習)が5日、日本各地の基地と周辺空海域で始まった。16日までの期間中、沖縄周辺海域を島に見立てた離島奪還の模擬訓練などを実施。日米の共同対処能力を高め、尖閣諸島をめぐり圧力を強める中国を牽制(けんせい)する。

 離島奪還訓練は当初、那覇市の西北約60キロにある無人島・入砂島で実施する予定だったが、中国や地元感情などに配慮した野田佳彦政権の意向で、模擬訓練にとどめることになった。

 2年前の前回演習では米側が原子力空母ジョージ・ワシントンの艦内を報道陣に公開するなど手厚い広報態勢を敷いたが、今回は全面非公開。藤村修官房長官は記者会見で「諸般の事情を総合的に勘案した」と説明したが、「抑止につながらない」(防衛省幹部)と疑問の声も出ている。

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