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できごと
大阪がNYに!?橋下市長、うめきた“マンハッタン流”で
JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」について、橋下徹大阪市長が、米ニューヨークやシリコンバレーをモデルにした街づくりに強い意欲を示している。財政難の中でも、大阪府と連携して用地取得に数百億円を投入する方針で、街の管理には、ニューヨーク・マンハッタンで導入され、犯罪の減少や不動産の資産価値上昇などの成果が出ている「BID」と呼ばれる手法を検討している。
「来年、ぼくと松井一郎知事でシリコンバレーに近いサンフランシスコや、ニューヨークを訪ね、うめきたの参考にしたい」
橋下市長は9月13日、サンフランシスコ市から姉妹都市提携55周年を記念して来阪した使節団にこう語り、訪米の意思を伝えた。昨秋の大阪ダブル選後、自治体外交を府に一本化してきた中での突然の方針転換だが、橋下市長は「しっかり大都市経営のあり方を見て感じてこようと思った」と抱負を語った。
うめきたは、西日本最大のターミナルJR大阪駅に隣接。来年4月開業の先行開発区域「グランフロント大阪」(7ヘクタール)には企業やホテルのほか、次世代の成長産業につながるバイオや電気自動車など、シリコンバレーのように最先端の知の集積を目指し、産官学の研究機関が入居する予定。今後は2期区域(17ヘクタール)の街づくりが焦点となる。
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