少し前になるが、堆肥化協会の人から、ツルネン マルテイさんの講演会があるから、是非聞くようにと言われて出かけてみた。
外国人が我国の有機農業に対しどんな話を聞かせてもらえるか、興味半分で参加した。
ところが、ツルネン マルテイさんは日本語もうまいどころか、日本の参議院議員で有機農業推進議員連盟の事務局長とは驚きだった。
今回は、家庭の生ごみも近い将来「食品リサイクル法」の対象として取り扱うようになるらしい、という動きについてのお話であった。私は、法律関係は余り関心がなく、話された内容については消化不良であった。
ただし、ルツネンさんが湘南地域に住まいがあり、活動されていることを知り、堆肥化協会の発表で湘南地区の活動報告が、彼らの活動の賜物であったのか等と想像しています。
我国では、ごみ処理が広域支援と言う形で、複数都市で行っている関係から、家庭系生ごみ処理を一つの市だけでは、処理方法を決定できないという現実も指摘されていた。
それより何より、家庭から出た生ごみ堆肥を農家が積極的に使うようになっていないことが問題である。
そのためには、生ごみ堆肥で作られた野菜を地域で消費する仕組みを確立する、市民が地元の野菜を多少高くても購入するようにならないと軌道にのらないようなきがする。
まず、生ごみ堆肥で作った野菜が健康で・美味しく・子供が喜んで食べてもらえる工夫が必要である。