2012-08-31 23:45:48 posted by givo-project

電話2

テーマ:UTA劇場
$GIVOデザインのブログ


父めです。


UTA入院しています。

水曜日に少し痰の量と脈拍が上がり

「早めの入院」「早めの退院」を目指して入院しました。



空っぽのベッドを見るのは本当に寂しいものです。

UTAも同じ。

白い壁。

家族のいない夜。




父めも疲労コンパイセグンド会社を早退し1日欠勤しました。


小牧市教育委員会との話し合いもあり

なかなか気の抜けない一週間です。



会社の昼休み。

駐車場の車止めに腰を下ろしかみさんに電話をします。


(本当はいけないんですが・・・。)


UTAの耳に携帯を当ててもらいます。


「もしもし」

「♪♪♪♪」(もしもし)

「元気?」

「♪~♪~。」(元気)

「♪~♪~♪~。」(大丈夫)

「そうかよかったね。もう少し頑張ってね。」


「♪♪~♪♪」(お父さん)

「何?」

「♪~♪~♪~。」(お~し~り~)

「コレコレ」


太陽が真上から背中をチリチリ焼くような暑さです。

汗が背中を伝って落ちる。


「今日仕事終わってから行くね。待っててね。」

「♪♪~」(ダメ~)

「・・・・!!!」

何でダメなんだろうか。

頭が真っ白になる。

かみさんが横からUTAに聞く。

どうしてダメなのか。


理由は「遅い」

仕事が終わってからでは遅い。

もっと早く来て。



$GIVOデザインのブログ

仕事が終わって駆けつけて絵本を読んでマッサージをするたった1時間。



帰りの道


くよくよしてると

今日も昨日になってしまう

今日を越えて明日に生きるのさ

とカーステレオが呟いていた。



おやすみUTA。




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