近畿日本鉄道は7日、太陽光発電事業に参入する方針を明らかにした。三重県内の遊休地に大規模な太陽光発電所(メガソーラー)を建設。2013年度中にも発電を始める。7月から始まる自然エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、電力会社に売電する。
小林哲也社長が朝日新聞のインタビューで明らかにした。メガソーラーはソフトバンクなどが明らかにしているが、鉄道会社が計画を表明したのは初めてという。
出力は最大20メガワット(2万キロワット)で、一般家庭6千世帯分の電力をまかなえる試算だ。買い取り価格など条件が固まり次第、事業の詳細を詰める。