中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 滋賀 > 11月4日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【滋賀】

佐川滋賀FCの存続願い署名活動 守山

チームの存続を願い署名をするホームゲームの来場者(左)=守山市水保町の守山陸上競技場で

写真

 来年1月に活動を停止することを発表した日本フットボールリーグ(JFL)のSAGAWA SHIGA FC(佐川滋賀)のサポーター有志がチーム存続に向けた活動を始めた。3日、ホームゲームがあった守山市内の試合会場などで活動停止撤回を求める署名を募った。試合会場周辺や、インターネットなどでも署名集めへの協力を呼び掛ける。

 活動は「存続のために何かをせずにはいられなかった」というサポーター五人が中心となって十月末から始めた。Jリーグの試合会場などに足を運び、三日夕までに五百九十七人の署名を集めた。

 インターネットでは簡易投稿サイトのツイッターにアカウントを設け、協力者を募っている。三日までに四百人以上が書き込みを閲覧しており、全国各地で署名に協力してもらう予定という。

 佐川滋賀は、JFLで三度の優勝に輝き、今季も三位に付ける有力チーム。佐川急便が十月二十二日、企業スポーツとしてアマチュア最高峰であるJFLで活躍するという活動目的の上で「一定の成果を果たした」として、活動停止を発表した。

 存続活動に取り組む一人で京都市から足を運んでいるサポーターの女性(48)は「会社側は一定の成果を上げたので活動停止と言うが、何の成果か分からず、納得できない」と存続を求める理由を話す。

 三日は試合があった守山陸上競技場周辺やJR守山駅などで署名活動を展開した。

 署名をした守山市播磨田町の小山朋宏さん(44)は「活動停止は、心に穴が開いたようでさみしい。ぜひとも存続してほしい」と願いを込めた。

 署名は十八日のホームゲーム藤枝MYFC戦でも、会場の守山陸上競技場周辺で集める予定。存続を求めるツイッターのアカウントは「savesagawafc」。

 (山内晴信、安永陽佑)

 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ