幸せな日々は続かない..突然でした。先日CentOSが起動しなくなり、一瞬目の前真っ暗になりました。もう本当に終わったかと思いました、ハァァ...
どうやらファイルシステムが逝ってしまわれたようでした。ファイルシステム不整合はハードウェア障害や突然の電源断等によよって引き起こされる事があるそうです。そう、私のPCはメモリ不足の関係?からか突然ロックする事があったのでした。そんな時は「電源ブチッ」で再立ち上げするしかありませんでしたから。
CentOS(Linux)ではファイルシステムに整合性がなくなるとLinux起動時にエラーで起動が止まるそうです。Linuxではシステム起動時にfsckコマンドにより自動修復を行うそうです。しかし、エラーが軽い場合はOKだそうですが、自動修復もままならないほどに壊れるともう終わりのようです。(恥ずかしながら後から知りましたがLinuxって立ち上げ時に自動修復[fsckコマンド]なんて賢いことを影で行ってくれているんですね..)
「Oh my god!」 なんて言葉が自然に出るような場面になってしまいました。「あれバックアップしてあった?」とか「いまさら」な思いがどっと沸き上がってきたのと、1・2度再立ち上げしてみても戻らないのに今置かれた状況を暫く受け入れられず「お先真っ暗」で少しの間頭を抱えてしまいました。(^^;)
なんてったって、こんなこと初めてです。とにかくOSが立ち上がらないと(正確にはXWindow迄ですが)Linuxを始めてからの数ヶ月間の実績がパァです。力が抜けきってしまいそうでしたが、とりあえず別のPCで調査を始めました。
=== 悪魔のメッセージ ? ===
初めて見る画面でした。
/dev/VolGroup00/LogVol00: UNEXPECTED INCONSISTENCY; RUN fsck MANUALLY.
(i.e., without -a or -p options )
[FAILED]
*** An error occurred during the file system check.
*** Dropping you to a shell; the system will reboot
*** when you leave the shell.
Give root password for maintenance
(or type Control-D for normal startup):
再立ち上げすると途中からこんな↑↑↑悪魔のメッセージ(^^;)が出てOS起動が(正確にはGNOME立ち上げ前で)止まってしまいます。最初にレスキューモードのインストールで何とかならないか試してみましたが、OSは途中まで立ち上がっているし、そもそもbootではなくrootのファイルシステムの破損みたいなので関係ありませんでした。
その後表示メッセージでググっていたら、世間には居るのですね、同じようにエラーを出されて困っているかたが...天の助けでした。(^^)
↓↓↓
今回はこちらのサイトにお世話になりました。
Linux 起動時に UNEXPECTED INCONSISTENCY で起動しない場合の対処方法
http://www.drk7.jp/MT/archives/001365.html
全く同じ現象でした。こんな経験ないので半信半疑ながらでしたが、でも同じように対処してみました。
<<<対処>>>
===================
管理用パスワード入力
===================
/dev/VolGroup00/LogVol00: UNEXPECTED INCONSISTENCY; RUN fsck MANUALLY.
(i.e., without -a or -p options )
[FAILED]
このメッセージは「fsckで何とかせいっ!」とおおせのようです。ちなみにメッセージ表示では[FAILED]の文字が不気味に赤く光っています。
とにかく、シングルユーザモードで Give root password for maintenanceメッセージが表示され、パスワード(rootパスワード)入力待ちになっているようなので管理用パスワードを入力します。
===================
fsckコマンド入力
===================
パスワード入力後に以下のようにfsckコマンドを入力します。
fsck -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol00
===
-t ext3
チェックするファイルシステムのタイプ(fstype)を指定。(最近のLinuxならHDDはext3以降だと思う)
===
/dev/VolGroup00/LogVol00
チェックするファイルシステムを指定。(メッセージ表示されているファイルシステム)
fsckコマンドを入力するとチェック&修復が走りだします。メッセージが表示され入力を求められたら、 Y (修復)入力を繰り返します。(ちなみに私の場合は修復が2箇所あったようでした)
修復終了後、 exit と入力すると、再起動されました。
===================
lost+found
===================
fsckが終わって再起動後にチェックする所は?
fsck 終了後にはルートディレクトリ直下に lost+found というディレクトリを作り破損したファイル断片が格納されるそうです。チェックしてみたら私の場合何も入っていませんでした。(ということは何とか何事もなく終わった、よかったです。(^^) )
===================
おまけ
===================
Linuxを使っているなら、普段平穏なときに自分のファイルシステムを確認しておくとイザ?と言うときにあわてふかめなくてもよさそうな気もします。↓↓↓ファイルシステムの使用状況表示を行う dfコマンドです。(事例:私の環境です、どうもそろそろ整理しないとアカンです(^^;) )
(ファイルシステムのタイプも表示する)
$ df -T
Filesystem Type 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
ext3 18093948 16423836 750972 96% /
/dev/hda1 ext3 101086 19045 76822 20% /boot
none tmpfs 241416 0 241416 0% /dev/shm
/dev/sda1 vfat 1978564 86524 1892040 5% /media/disk
(指定するファイルシステムタイプのみを表示する)
$ df -t ext3
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
18093948 16423836 750972 96% /
/dev/hda1 101086 19045 76822 20% /boot
===================
最後に
===================
LinuxではHDDにデータを書き込む時など一旦メモリバッファに書き込み一定時間毎に syncコマンドによってディスクへ書きこみが行われるそうです。メモリからHDDへのデータ書き込み前に予期せぬシステム停止(電源断など)等が発生した場合、ファイルシステムに矛盾が生じるそうです。fsckコマンドはそのファイルシステムの整合性をチェック&修復してくれるプログラムだそうです。
なので私みたいに「電源ブチッ」で再立ち上げなんてしてると結構危険性ははらんでいた訳です...アハハ。 と云っても固まってしまうのですから仕方ないのですが、でももう数ヶ月間も数え切れない程再立ち上げしての結果ですからその間エラーが発生していたかどうかは判りませんが何とか自動修復に助けられていたのでしょうか? しかし、このような記事をどこかで読んでればアタフタしなくてもよかったのになぁ、まだまだ勉強不足・経験不足やわ...(^^;)
CentOS(Linux)ではファイルシステムに整合性がなくなるとLinux起動時にエラーで起動が止まるそうです。Linuxではシステム起動時にfsckコマンドにより自動修復を行うそうです。しかし、エラーが軽い場合はOKだそうですが、自動修復もままならないほどに壊れるともう終わりのようです。(恥ずかしながら後から知りましたがLinuxって立ち上げ時に自動修復[fsckコマンド]なんて賢いことを影で行ってくれているんですね..)
「Oh my god!」 なんて言葉が自然に出るような場面になってしまいました。「あれバックアップしてあった?」とか「いまさら」な思いがどっと沸き上がってきたのと、1・2度再立ち上げしてみても戻らないのに今置かれた状況を暫く受け入れられず「お先真っ暗」で少しの間頭を抱えてしまいました。(^^;)
なんてったって、こんなこと初めてです。とにかくOSが立ち上がらないと(正確にはXWindow迄ですが)Linuxを始めてからの数ヶ月間の実績がパァです。力が抜けきってしまいそうでしたが、とりあえず別のPCで調査を始めました。
=== 悪魔のメッセージ ? ===
初めて見る画面でした。
/dev/VolGroup00/LogVol00: UNEXPECTED INCONSISTENCY; RUN fsck MANUALLY.
(i.e., without -a or -p options )
[FAILED]
*** An error occurred during the file system check.
*** Dropping you to a shell; the system will reboot
*** when you leave the shell.
Give root password for maintenance
(or type Control-D for normal startup):
再立ち上げすると途中からこんな↑↑↑悪魔のメッセージ(^^;)が出てOS起動が(正確にはGNOME立ち上げ前で)止まってしまいます。最初にレスキューモードのインストールで何とかならないか試してみましたが、OSは途中まで立ち上がっているし、そもそもbootではなくrootのファイルシステムの破損みたいなので関係ありませんでした。
その後表示メッセージでググっていたら、世間には居るのですね、同じようにエラーを出されて困っているかたが...天の助けでした。(^^)
↓↓↓
今回はこちらのサイトにお世話になりました。
Linux 起動時に UNEXPECTED INCONSISTENCY で起動しない場合の対処方法
http://www.drk7.jp/MT/archives/001365.html
全く同じ現象でした。こんな経験ないので半信半疑ながらでしたが、でも同じように対処してみました。
<<<対処>>>
===================
管理用パスワード入力
===================
/dev/VolGroup00/LogVol00: UNEXPECTED INCONSISTENCY; RUN fsck MANUALLY.
(i.e., without -a or -p options )
[FAILED]
このメッセージは「fsckで何とかせいっ!」とおおせのようです。ちなみにメッセージ表示では[FAILED]の文字が不気味に赤く光っています。
とにかく、シングルユーザモードで Give root password for maintenanceメッセージが表示され、パスワード(rootパスワード)入力待ちになっているようなので管理用パスワードを入力します。
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fsckコマンド入力
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パスワード入力後に以下のようにfsckコマンドを入力します。
fsck -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol00
===
-t ext3
チェックするファイルシステムのタイプ(fstype)を指定。(最近のLinuxならHDDはext3以降だと思う)
===
/dev/VolGroup00/LogVol00
チェックするファイルシステムを指定。(メッセージ表示されているファイルシステム)
fsckコマンドを入力するとチェック&修復が走りだします。メッセージが表示され入力を求められたら、 Y (修復)入力を繰り返します。(ちなみに私の場合は修復が2箇所あったようでした)
修復終了後、 exit と入力すると、再起動されました。
===================
lost+found
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fsckが終わって再起動後にチェックする所は?
fsck 終了後にはルートディレクトリ直下に lost+found というディレクトリを作り破損したファイル断片が格納されるそうです。チェックしてみたら私の場合何も入っていませんでした。(ということは何とか何事もなく終わった、よかったです。(^^) )
===================
おまけ
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Linuxを使っているなら、普段平穏なときに自分のファイルシステムを確認しておくとイザ?と言うときにあわてふかめなくてもよさそうな気もします。↓↓↓ファイルシステムの使用状況表示を行う dfコマンドです。(事例:私の環境です、どうもそろそろ整理しないとアカンです(^^;) )
(ファイルシステムのタイプも表示する)
$ df -T
Filesystem Type 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
ext3 18093948 16423836 750972 96% /
/dev/hda1 ext3 101086 19045 76822 20% /boot
none tmpfs 241416 0 241416 0% /dev/shm
/dev/sda1 vfat 1978564 86524 1892040 5% /media/disk
(指定するファイルシステムタイプのみを表示する)
$ df -t ext3
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
18093948 16423836 750972 96% /
/dev/hda1 101086 19045 76822 20% /boot
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最後に
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LinuxではHDDにデータを書き込む時など一旦メモリバッファに書き込み一定時間毎に syncコマンドによってディスクへ書きこみが行われるそうです。メモリからHDDへのデータ書き込み前に予期せぬシステム停止(電源断など)等が発生した場合、ファイルシステムに矛盾が生じるそうです。fsckコマンドはそのファイルシステムの整合性をチェック&修復してくれるプログラムだそうです。
なので私みたいに「電源ブチッ」で再立ち上げなんてしてると結構危険性ははらんでいた訳です...アハハ。 と云っても固まってしまうのですから仕方ないのですが、でももう数ヶ月間も数え切れない程再立ち上げしての結果ですからその間エラーが発生していたかどうかは判りませんが何とか自動修復に助けられていたのでしょうか? しかし、このような記事をどこかで読んでればアタフタしなくてもよかったのになぁ、まだまだ勉強不足・経験不足やわ...(^^;)
2010.02.11 / Top↑
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